感想の話

最近、感想や悪意ある言葉で影響をうける話を聞くのでポロッとこぼしてみたい愚痴です。
特定もめんどいので、フェイクもまぜてます。

わたしはかれこれ数年近くツイッターをやっている。
まぁ、なんというか、メンタル的にも助けられたり、潰されかけたり、まぁぼちぼちフツーのツイッターライフを送っている。
そもそも、ツイッターをはじめたのは、とある絵師さんがツイッターを始めたからだった。
当時の私は現在と違うジャンルにいて、いまいるレトロよりのジャンルよりも人口が多く、オンリーイベントなんかも開催されたりしていた。自分で描かなくてよいほどには供給があり、あのころは完全なROM専だった。
そのころに憧れた絵師さんがいた
赤色を使うのがすごく上手い絵師さんだった。
その方は、そのジャンルのなかにいても図抜けて上手い方だった。いや、私のドつぼにはまっただけかもしれないが、ともかく大好きだった。
ホームページのほうではたまに、匿名でメッセージを送るなどしていたが、有象無象の一人だったにちがいない、それは全然よかった。ただ静かにファンでいようと思った。

ツイッターは始めてみたものの、使い方もよくわからず、フォロワーもフォローもゼロ!
恥ずかしくてとてもじゃないが(アイコンも卵で企業とかと勘違いされたろうし)フォローできるモンじゃなかった。
なのでまずはフォロワーをつくってから…と思いつつ、ROM専の私の呟きではなかなかフォロワーがふえることもなく、ただ、その絵師さんのホームに飛ぶだけの日々が続いた。
ツイッターで公開される作品、別にホームページで公開されし、ブログで絵師さんの近況も知れるし、ツイッターいらなくね?と思い始めたころ、別のジャンルについてネタツイをしたら拾われて、そこからじわじわとそのジャンルのフォロワーさんが増えていった。
それからは、ツイッターの便利さを知り、なんとなく企業とかスパムに間違えられないだろ!となったころ(それでもフォロワー30くらいだったとおもう)思いきってかの絵師さんをフォローした。
挨拶とかはしなかった、フォロバとかはむしろいらないと思っていた。
このころから、絵師さんのサイトにいく頻度が下がった。

絵師さんのあげる作品はTLに流れてくるし、自分は別ジャンルの話を同志の方と楽しくおしゃべりして、楽しかったと思う。
その絵師さんはオリジナルの商業誌を手掛けるということで、その方のコミックスがでた。本屋で買った!これはハッピー!
表紙は、私が好きな赤主体のイラストではなく、寒色が主体の、なんとなくその絵師さんらしからぬ塗りだったのを覚えている。
それでも、その方が商業デビューしたことがとにかく嬉しく、繰り返しその漫画を読んだ。

ある時、その絵師さんからいわゆるブロ解をされていることに気がついた。
絵師さんは鍵垢になっていた。

そのころにはなんとなくツイッターの仕様がわかってきていたし、「別ジャンルの話しかしないのにフォローしてくる変なやつ」とか、思われたのかなー程度に残念に思っていた。
ブロ解はされても作品がみたいなーと、久しぶりにサイトに行った。

訳のわからないことがたくさん書かれていた。
拍手やメッセ欄は削除されていた。

その時の商業流通の作品に悪意ある言葉をうけたという。ブログでそのことに言及し、苦言を言ったことで炎上したそうだ。苦言の記事は削除され、ただ謝罪のみが載っていたため、詳細はわからない。
軽く検索をかけたところ、ざっとした流れがまとめサイトですぐにヒットした。
話にはぜんぜん関係ないが某まとめサイトでは同時期に、出版された他の方の作品と比較されて、あの絵師さんの作品がこけ下ろされていた。泣いた。比較された作品のほうは当時ちょっとした話題となっており、私も1巻を購入していたが、そんなわけで作品や作者さんに罪はないが、2巻以降は購入する気にならなかった。
まとめサイトくそだな、って思った。

あの絵師さんの作品は2巻以降出版されなかった。

批判されたらそれに対して怒る権利がある、エスパーマミで、マミのお父さんが言っていた。
私もそう思う。

それからも、というか今でもその絵師さんの活躍を見守れる範囲で追いかけている。
ツイッターも今は鍵ではない。(ブロ解とはいえ、一度はずされたのでさすがにフォローはできない)
ブログももう自由に書いている。
ジャンルもあのときから三度程変わってしまった。
ハンドルネームも変えて、pixivやツイッターのアカウント名も変わり、なんなら過去の作品はまるっと消されているから、私じゃないと見逃しちゃっただろう(笑うところ)
あのときの商業関連の作品にはもう触れることはない。

画力は、当時を越えて、さらに洗練されている。
炎上したときの火付け共はとっくに飽きてどこかに行ってしまったし、絵柄もだいぶ変わってしまったから、自分達が叩いた相手とも知らず、褒め称えている奴すらいるんじゃないだろうかと思う。
このあいだもツイッターで四桁リツイートを叩き出していた。

ただ、絵師さんは赤色をどんどん使わなくなっていっているな、というのが少し悲しかった。
端的に言って、絵が変わってしまった。

受け入れられる幅は広がっている。
間違いなく上手くなっている。
だけど、あの炎上騒動がなかったら、あの絵は失われなかったんだろうと思ってしまう。
上手いな、と思うが、あの独特の輝きが失われたように感じる、気のせいっていうか、たぶんここらへんのモヤモヤは私だけのものだから、許してほしい。

作者が自分の作品に誇りに思ってなにが悪いんだ。悪意ある言葉にカッとなってなにが悪いんだ。魂どころか肉体も削って作品を作っているのに。
自分の作品を一番だと思って何がいけないんだろう。
とても悔しい。

炎上の最中それに気がついていたとしても、有象無象の私がなにかできたとは思えないけれど、せめて私が「そんなん苦言を思って(言って)当然だ!!」と伝えていたら、自己満足でも今こんなに後悔はしていないだろうなー、と思う。

あっ、なんかまとまらなくなってきた……何が言いたかったんだっけ。

感想の話だった。
案外、クリエイターさんって悪意にさらされているものだ。
私もクソ底辺インターネット落書きマンゆえにまっすぐな悪意はうけることはすくないが、無邪気な悪意に結構さらされる。
「下手くそだけど、愛を感じますね!」
「えっ、もしかしてこれ◯◯ちゃん?」
「お前は下手くそだけど、このキャラはかわいいですよね!」
みたいな。いや、もう少しくらいはオブラートにつつんであるけど。
このくらいのクソみたいなお言葉はいただくことがある。
あいつらはそれをいうのが当然だと思っている。
そういうのの緩衝材になれるのだとしたら、たぶんポジティブな感想だけなのだとおもう。
クソ悪意メッセージがダメージ100としたら、ポジティブメッセージは回復3とかのパターンが多いけど。

それでも、大好きに思う相手がいるなら、匿名でいいから声をかけていけたらいいと思う。
エスパーマミのパパも言っている、批判されたらそれに対して怒る権利がある、それでおしまい。

怒るだけのエネルギーは回復3くらいのポジティブメッセージからうまれてるんじゃないかな。






っーーーか、そいつらの炎上キャンプファイアーの野次馬しにきた一員と思われたんですよ、あこがれの絵師さんに!!!私が!!!!?????
ふっざけ、ふざけんな!!! 地団駄!!!
ギャバーーーーーーー!!!!むかつく!!!!